通信制大学とは、時間や場所にとらわれず大学での教育を受けることができる教育機関のことを指します。通学型の大学では、キャンパスに通って授業を受けることとなりますが、通信制大学の場合は自分で学修する時間を確保し、自宅や出先などで自発的に進めていくこととなります。
通信制大学は、通学型の大学と比べ学費が安く設定されています。もちろん、大学によって授業料などは異なりますが、4年間のトータルでも100~150万円程度で済む場合も多いです。
また、通学不要なため、大学の近くに引っ越して新居に必要な家賃や光熱費などを支払う必要もありません。生活費や通学費をかけず、これまでの生活を大きく変えることなく大学での学修ができるため、経済的な問題で大学進学が難しい方にも挑戦しやすくなっています。
通信制大学の学生は、高校を卒業した人ばかりでなく、社会人として働いている人も多く在籍しています。通学の必要がなく、経済的な負担も少ないという面から、幅広い世代が学びやすい環境です。
また、通信制大学では入学試験がないところも多く、一般的には書類での審査や面接での選考となります。学力で順位をつけて入学できるかどうかを競うわけではないため、より多くの人に学びのチャンスがある大学ともいえるでしょう。
通信制大学を卒業すると、大卒として認められます。通学型の大学卒業と区別されることはなく、大卒しかエントリーできない就職先にも問題なく応募できます。
さらに、選択した学部にちなんださまざまな資格を目指すことも可能です。資格の種類によって受験資格は異なりますが、資格取得のために通信制大学で学ぶ方もたくさんいます。
通信制大学は卒業しやすいとよく誤解されますが、実際のところ、卒業までたどり着くことは決して簡単ではありません。時間や場所の自由度は高いですが、積極的に学修を積み重ねる努力が必要となります。時間や場所が決まっていないことで、つい学修のことを後回しにして取り返しがつかなくなって困るケースもあるのです。
通信制大学を卒業して社会で活躍する方はたくさんいますが、それは一人ひとりの努力や熱意が実を結んだ結果ともいえるでしょう。
通信制大学での学修のしかたは、どこも同じだと思われがちです。しかし実際は、大学により異なる部分もあり、それらの違いをきちんと理解して選ぶことが大切です。せっかく通信制大学で学ぶ意欲があっても、ライフスタイルに合わない学修のしかたでは長続きしにくくなります。
通信制大学での学修は、主に以下の方法で行います。
テキスト学修 | 自宅・カフェなど好きな場所で学修を進める |
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DVD学修 | |
オンライン学修 | |
スクーリング | キャンパスや校舎に通い、対面で授業を受ける |
これらのうち、テキストやDVD、オンライン授業は自宅など好きな場所で学修することが可能です。一方、スクーリングの場合は、キャンパスや校舎に通って授業を受けることとなります。スクーリングがある場合、ある程度まとまった期間に予定を空ける必要があり、自宅から通うことが困難であれば宿泊先も確保しなければなりません。
managaraでは、なりたい姿や興味関心(コース)に合わせて多彩なコースから選択することができます。自分のライフスタイルに合わせて大学生活をカスタマイズできます。
また、オンラインでありながらも、他の学生と一緒に学修することも可能なスタンダードコースもあります。週に2回オンラインクラスを開催し、スタディコーチ(担任)や他の学生と一緒に授業を受けられます。
\ 経済学部 スタンダードコース 岩澤香織さん(21歳)の声 /
私は高校のときも通信制でした。通信制が自分に合っていることが分かっていたので、大学も自分のペースで学べるmanagaraを選びました。
先生とやり取りはしやすいだろうか、授業で分からないところがあったらどうしようかと、ほんの少し不安なところもありましたが、自分が調べた中では、managaraは通信制大学の中でも一番サポートが手厚い印象を受けました。授業で分からないところがあったら講師の先生に直接フォームから質問できますし、更にスタンダードコースならオンラインクラスで先生方に教えていただくこともできるので、1人で抱え込まなくていい環境であることに背中を押され入学を決めました。
スタンダードコースはスタディコーチ(担任)がついてくれますし、レポートの課題で行き詰まったときなどは第三者の意見を聞くことで、立ち止まって振り返りながら改善する機会があるのはとても心強いです。
他にも、実際に提携施設(第一学院 managaraBASE)に通い学べるプレミアムコースなどもあります。気になった方は、ぜひホームページも確認してみてください。
\ 経済学部 プレミアムコース 清原一朗さん(21歳)の声 /
最初はスタンダードコースに入っていたのですが、スタディコーチ(担任)からの勧めがあったのがきっかけで、話を聞いて実際に池袋のBASEに通ってみようと思いました。
managaraでは授業はすべて基本的にオンラインなのですが、プレミアムコースでは実際にBASEに来て年齢の近い人たちと交流しながら学修やプロジェクトを進めることができます。仲間と一緒に活動できる環境が他のコースとの大きな違いですね。
仕事やアルバイト、家事、趣味などと両立しながら通信制大学で学修する場合は、自分のライフスタイルを考慮して選ぶことが大切です。
先ほどご紹介したように、学修方法は大学によって異なります。どんなに熱心に勉強したいと思っていても、まとまった時間や旅費等の確保が難しい場合は、スクーリングに通うことは難しい可能性があるでしょう。
通信制大学を選ぶ際は、ホームページ等でその大学の学修方法について調べ、自身のライフスタイルでも無理なく行えるかどうかの確認をした上で検討すると安心です。
通信制大学で目指せる資格は多岐にわたります。その中には、国家資格も含まれており、資格の有無が重視されるような職場への就職を目指したい方は在学中に取得できるよう目指していきましょう。
資格は、合格して取得してしまえば、どの学校で勉強をしたかによって区別されることはなく、当然ながら優劣がつけられることもありません。通学型の大学の学生と、通信制大学の学生が同じ資格をとった場合、まったく同じ資格としての扱いとなります。
通信制大学の学費は通学型の大学に比べると経済的といえます。そのため、同じ資格取得のために大学に通うなら、授業料が安く済む通信制大学のメリットを感じやすいでしょう。
通信制大学は転入・編入できる大学が多いです。資格取得のために必要な単位だけ補い、短期間で専門的な知識を集中して学ぶことも可能でしょう。
通信制大学では、時間や場所にとらわれず自由に学修できる点も大きなメリットです。アルバイトやフルタイムでの仕事、家事、ボランティアなど、どんな時間の使い方をするのかは人それぞれ。目指したい資格にちなんだ業種で働いたり、何らかの形で関わる時間を作ったりすることで、より専門性を高め学びを深めることもできます。
ここまででご紹介したように、リーズナブルな学費で時間を自由に使いながら資格取得が目指せる通信制大学は、効率的ともいえます。社会人がスキルアップを目指したり、育児休暇中の方が復職を目指したりするだけでなく、高校を卒業した方が、自分のしたいことや目標に向かって活動しながら大学での学修も同時にできる点もメリットでしょう。
ネットの大学®️managaraには、幅広い世代の色々な生活をしている学生たちがいます。通信制大学ならではの良さだけでなく、managara独自のサポートや取り組みもあり、より通信制大学での学修が楽しく安心して行える体制が整っている点が特徴です。
managaraでは自身の進みたい将来の夢によってコースを選択できるようになっています。そんなmanagaraの特徴やメリットについて、もう少し詳しくご紹介します。
managaraは完全オンラインで受講できる仕組みとなっており、インターネットのつながる環境があれば卒業までたどり着くことができます。学修は、スマートフォンやタブレット、パソコンを開いて自由に行うことができます。講義は1回10~20分程度の映像講義となっており、友人との待ち合わせ時間や移動時間、アルバイトの休憩時間などの隙間時間を活用して学びやすいようになっています。
「授業についていけなかったらどうしよう」「どうしても理解できない部分がある」「オンラインでの就職活動はどうすれば良いのだろう…」などの心配はありません。
教員やスタッフへの質問は、マイページ内から可能で、分からないことをそのまま放置することなく学修していくことができます。また、大学生活での不安や心配ごとについて、学修以外の部分についても温かくサポートしています。
就職支援が充実しているのも、managaraの特徴のひとつです。就職サポートのスタッフに相談をしたり、Zoomを活用して面接の練習をしたりと、通学型の大学に負けないほどの手厚い体制が整っています。
通信制大学は自主的に勉強することが主となるため、孤独感を感じやすく同じ大学に通う学生同士の交流もないという意見があります。
特に、同学年の友だちを作って一緒に励まし合いながら卒業を目指したい方にとっては、寂しさを感じるかもしれません。
しかし、managaraは通信制大学でありながら学生同士が関わり合える機会をたくさん設けており、共通のコミュニケーションツールで気軽に会話を楽しむことも可能です。
オンライン上でイベントに参加したり、サークル活動を楽しむこともできます。また、一部の授業では同じ時間に学生同士が一緒に学ぶ機会も設けているため、ひとりではないという安心感も生まれるでしょう。
managaraの授業料は通学型の大学よりも経済的で、学びながらアルバイトやフルタイムの仕事をして、授業料を自分で工面することも可能でしょう。もし、授業料の負担が大きい場合は、奨学金や教育ローンなどで学費を補うこともできます。
通信制大学なら、リーズナブルな学費で効率的に資格の取得が目指せます。また、卒業時には大卒資格も得られるため、大卒者とその他の学歴とで待遇に差がある職場でも安心です。通信制大学は高校卒業後、間もない若い世代はもちろん、社会人として経験を積んだ方も入学しやすい大学です。授業料だけでなく、受講方法やサポート内容などもよく確認して、自分に合う大学を見つけましょう。