通信制大学コラム

通信制大学コラム

通信制大学の授業の受け方とは?
1日の授業スケジュールも紹介! 

通信制大学は、通学型の大学と授業の受け方が異なります。そのため、通信制大学の授業についてイメージが湧かない人も中にはいるでしょう。
そこで本記事では、通信制大学の授業形態について解説します。また、授業スケジュールの例や、授業を進める際に使用するツール等も紹介します。

通信制大学の授業形態3つ

通信制大学と聞くと、オンライン(配信授業)での授業をイメージする人も多いでしょう。実際は、配信授業を含めて主に3つの授業形態があります。

  • オンデマンド(配信)授業
  • 対面(スクーリング)授業
  • 放送授業

1. オンデマンド(配信)授業

通信制大学を考えている人の中には、オンデマンド(配信)授業に魅力を感じている人もいるでしょう。自宅で学修する機会が多いため、オンデマンド授業の特性が特に際立ちます。

まず、オンラインとオンデマンドの違いについて理解することが重要です。オンライン授業は、インターネットを介してリアルタイムで行われるもので、講師や他の学生と直接対話し、リアルタイムでの質問や意見交換が可能です。対照的に、オンデマンド授業は事前に録画されたコンテンツを含むもので、学生は自分のスケジュールに合わせて学修を進めることができます。

「ネットの大学 managara」では、オンデマンド授業を提供しており、学生一人ひとりのスケジュールに合わせて学修を進めることが可能です。これにより、働きながら学位を取得したい方や、家庭の事情で時間が限られている方にも柔軟な学びの機会を提供しています。オンデマンド授業を活用することで、自分のペースで効率的に学ぶことができ、学びの充実をサポートいたします。

2. 対面(スクーリング)での授業

通信制大学と聞くと、自宅で授業が完結できるイメージを持っている人もいるかもしれません。通信制大学も通学型の大学のように、対面での講義を実施する場合があります。
現在は、Zoomなどの環境も整っていることから、スクーリングもオンライン参加できる通信制大学も増えてきています。そのため、少しでも自宅で学修を完結させたい人は、事前にオンラインでのスクーリングが可能かどうかを確認してみましょう。

3. 放送授業

放送授業は、ラジオやテレビなどを利用して学修を進めます。通学制大学では、あまり見られない授業形態のため、放送授業に対してイメージが湧かない人も多いでしょう。
学修の進め方は配信授業と似ており、ラジオやテレビなどを視聴し、テキストやダウンロードした資料をもとに学修を進めます。試験もあるため、通常の学修方法と大きく変わる点はありません。

通信制大学の授業スケジュール

通信制大学は、通学型の大学と違って1日の流れが少し異なります。そこで「ネットの大学 managara」での例を参考に、通信制大学の学修スケジュールをイメージしてみましょう。

  • スキマ時間を有効活用する人のスケジュール
  • まとめて受講する人のスケジュール

スキマ時間を有効活用する人のスケジュール

通信制大学の場合、自分のライフスタイルに合わせて講義を受けられるため、スキマ時間を活かして学修を進めていくことができます。

余裕のあるスキマ時間に講義を受けられることから、日中に仕事をしている人にもおすすめです。
また、時間にとらわれないことから、講義以外のスケジュールも組みやすい点もメリットといえます。通学型の大学の場合は、あらかじめ講義の時間が設定されているため、大学の授業以外にやりたいことがある方や時間の自由度を重視したい方は、通信制大学での学びがピッタリかもしれません。

まとめて受講する人のスケジュール

通信制大学では、通学型の大学のようにある程度まとめて受講することも可能です。

余裕のある日にまとめて計画的に受講することで、その他自分の優先したい活動などに時間を確保することができます。
例えば、夏休み期間に当たる8月や9月に旅行や趣味、アルバイトを入れたり、語学留学にも挑戦したりできるでしょう。まとめて受講する人の場合は、柔軟に年間計画を立てられます。
以上のように、通信制大学の場合は、スキマ時間を有効活用するパターンや、まとめて受講するパターンなど、自分のライフスタイルに合った学び方が可能です。

通信制大学での授業の進め方3つ

通信制大学では、どのようなツールを使用して授業や日頃のコミュニケーションを進めているのか気になる人もいるでしょう。通信制大学では、大学によりますが、主には3つのツールを使用します。

  • ミーティングツール(Zoomなど)
  • 大学共通のコミュニケーションツール(Slackなど)
  • 大学独自のポータルサイト

ネットの大学 managaraの例を挙げながら解説しますので、現在検討している人は入学後をイメージしながら確認しましょう。

1. ミーティングツール(Zoomなど)

オンライン上でのLIVE授業やイベント参加ためには、Zoomなどのミーティングツールを利用することが多いでしょう。
ネットの大学 managaraでは、卒業までオンデマンド配信の授業視聴を進めることで卒業が可能です。またZoomを使用したLIVE授業に参加できる科目も一部あります。Zoomを利用したLIVE授業の内容としては、グループワークやプレゼンなどさまざまです。ミーティングツールを使うことで、実際に対面しているときに近い状況で授業を進めることが可能です。


※Zoomを使用した特別LIVE授業の様子

2. 大学共通のコミュニケーションツール(Slackなど)

コミュニケーションツールを使用することで、学生同士、また教員とコミュニケーションをとることができます。
Zoomなどのミーティングツールは、オンライン上で直接で話せるため便利ではあるものの、周囲の環境や時間帯などを考慮して準備をしなければいけません。一方でコミュニケーションツールの場合は、外出時などでもスマートフォンからでも手軽にコミュニケーションをとることが可能です。学生同士でも簡単に連絡をとることができるので、非常に便利なツールです。


※Slackを使用した学生同士のコミュニケーションの様子(PCでの見え方)

※Slackを使用した学生同士のコミュニケーションの様子(SPでの見え方)

3. 大学独自のポータルサイト

大学によって異なりますが、大学独自のポータルサイトを利用し、そこから配信授業が視聴できたり、大学からのお知らせを確認することができます。
ネットの大学 managaraでも専用のポータルサイトがあり、24時間いつでも配信授業の視聴ができるだけではなく、履修状況の確認をすることが可能です。

※ネットの大学 managaraで使用している専用ポータルサイトのイメージ図(PCでの見え方)

 

※ネットの大学 managaraで使用している専用ポータルサイトのイメージ図(SPでの見え方)

通信制大学は自分のスタイルに合わせて授業を受けやすい!

通信制大学は、講義を受ける場所や時間の自由度が高いため、自分のスタイルに合わせて大学卒業を目指せるのが特長です。
通学型の大学の場合は、授業の時間割が決められていたり、大学に通う必要があったりと、自由に自分のライフスタイルで学びを進めることが難しい人もいるかもしれません。そのため自由度が高く、自分でスケジュールを組んで学修を進めたい人は、通信制大学が向いていると言えるでしょう。
もちろん、通学型の大学には、通信制大学にはないメリットもあります。進路を決める際は、どちらかの情報だけではなく、総合的に比較することで自分に合う選択をしてくださいね。