教えて!managara Days
依田 裕人さん
長野県出身。20歳(2024年3月取材当時)
高校卒業後、ベーシックコース生としてmanagaraに入学。
経済学・経営学の奥深さに日々刺激を受けながら、向上心を持って金融や英語の勉強にも取り組み続けている。
勉強だけではなく様々なジャンルでの悔しさを糧にしてどんどん成長している依田さん。経済学・経営学に対して抱いていたイメージ、入学してから変わった自分の性格、将来なりたい人物像について語ってくれました。
managaraに入学したきっかけを教えてください
高校1年生で怪我をし、長時間の歩行や激しい運動が難しくなってしまったので、学校に通う必要が無いフルオンラインの通信制大学を視野に入れました。
入学のきっかけは、高校3年生の時に人生の先輩に相談できるイベントに参加したことでした。世の中の仕組みや政治、歴史などいろいろな話をしてもらいましたが、話の内容や用語がまったく理解できなくて、「自分は何も知らないんだ」と痛感しました。すごく悔しい経験をしたと同時に、「世の中のことを知るために経済を学びたい」という知識欲が湧き、大学では経済学を学びたいと思うようになりました。
そこからフルオンラインで経済学を学べる大学を探してみたらmanagaraがまさにぴったりで、「ここしかない!」と入学を決めました。managaraは僕が大学を探していたちょうど1年前にできたばかりで、新しい大学というのも魅力的に映りました。
フルオンラインでの授業体系に不安はありませんでしたか?
正直に言うと、人に会えないという点が不安でした。高校も通信制でしたがみんなで実際に集まって勉強をしていました。僕はSNSが苦手でオンラインよりも直接会った方が心を開けるタイプということもあって、フルオンラインだと友だちができないかもしれないという不安が大きかったです。
とはいえ、「入学したらすぐ友だちはできるだろう」と思っていたのですが、1ヶ月経っても全くできませんでした。「これは自分で動かないといけない」と思って、5月のZoomイベントに参加したら、意気投合した2人とすぐに友だちになれました。今はテストや授業で難しかったところの情報交換をしたり、一緒にご飯を食べに行ったりして楽しく大学生活を送れています。
経済学や経営学にどんなイメージを持っていましたか?
今までは、経済学はお金儲けをするために必要なもの、経営学は起業家が自分の会社を運営していくために必要なものというイメージでした。「金融の仕事をしないなら必要ないのではないか」と思いましたが、僕の場合は世の中のことを知るために経済学を学び始めました。
でも、managaraに入学して本格的に経済学や経営学を勉強すると、世の中のことを知れるのはもちろんですがそれだけではありませんでした。「お金儲けのためだけの学問なんかじゃない、人々の幸福を最大限にするための学問なんだ」と知り、やっぱり僕はまだ何も知らなかったんだと改めて認識できました。それからはより一層深く勉強にのめり込むようになりました。
簡単な学問ではないですし、毎日新しい知識が増えてアップデートしていく日々はとても刺激があります。わかっていないことが、まだまだたくさんあるので、「すごいものにハマってしまった」と思っています(笑)。でも、学ぶたびに「自分で解明したい!」「もっと知りたい!」という意欲が湧いてくるので、本当にこの学部を選んでよかったです。
経済学以外の他の科目でも、初めて知る内容ばかりです。
例えば「人間の理解(心理と行動)」という科目では「うつ病は心の病気じゃない、脳の病気だ」と教わった時は衝撃的でした。「財政学」では「なぜ給料が上がらないのか」「財政赤字とはなにか」など、ニュースで耳にする言葉をひとつひとつ掘り下げて説明してくれるので、今の経済がどうなっているのかの理解につながっています 。
授業はどのように受けていますか?
毎日3時間ずつと決めて授業をコツコツ受けて、土日はしっかり休んでいます。 とはいえ、疲れたり予定が入ったりすることもあるので、その時は優先度が低いことの時間を削って調整します。「今日はだめだ」とわかったら、明日からまた頑張れるよう一日好きなことをやってメリハリをつけるようにしています。
自分でも驚いているのですが、実は今までは三日坊主タイプでした。でも、managaraに入ってからは何事にも継続して取り組めるようになりました。入学当初は「週7日、毎日勉強するんだ!」と頑張っていたのですが、翌週がダメだとモチベーションが落ちて失速してしまいます。1年生の時に受けた「自己管理と社会規範」という授業で「自分の性格を知って自分なりのやり方を見つけよう」と言われてから、模索を繰り返しました。そして「平日に少しずつ進めて土日はしっかり休む」という進め方が一番自分に合っていると見つけることができました。
振り返ってみると、managaraに入学して授業を受けたことで性格まで変われたように思います。
これから描く「なりたい自分」はありますか?
実は、将来なりたい人物像が具体的にあります。それは、どんな話でも聞いてくれる「器の大きなおじいさん」です。色々な経験をして豊富な知識を持っていて、誰のどんな話にも対応できるような人になりたいと思っています。
そのためにたくさんの知識を身に付けたいのですが、自分が知らないことに対して「負けた」と感じてしまうことがあります。高校3年生の時に参加したイベントで経済の話を聞いた際もそうですし、友人がオシャレになり始めたら負けたくなくて張り合ったり(笑)。しかし、その敗北感が僕にはすごく必要なことなのだとだんだん気が付きました。「この悔しさを糧にもっと成長してやる」という反骨精神が、今までの成長につながっているのだと思います。他にも上手な質問の仕方や、トーク力を身につける必要があると思っています。これも最近の悔しさで知った自分に足りないことです。
在学中の残り2年間で達成したいことや、卒業後の進路のためにしたいことはありますか?
一番やりたいことは、デモで練習しているFXで個人投資家としてデビューすることです。高校3年生の時に、在宅でお金を稼げることを調べて投資にたどり着きました。知識はもちろん必要ですが、元手がないと何もできないことを知って、少額からできるFXなら自分もできるかもしれないと思い勉強を始めました。実は本を読むのが大嫌いなのですが…、FXに関しては、分厚い参考書を毎日10分ずつ読み進めています。
他にも、managaraの海外インターンシップコースに挑戦するために、英語を学んで英会話を身につけたいです。今は趣味のオンラインゲームで外国の方とチャットで英語を使って話をしています。その中で聞いた英語が実際に授業でも出てきたりするので、オンラインゲームのチャットも英語の勉強に役立っています。
良くも悪くも本当に自由なので、朝は何時に起きて夜は何時に寝るのか、授業の時間も食事の時間も、一日のライフスタイルを自分で決めなければなりません。自分自身で計画的に進めることができれば、いつでもどこでも授業を受けながら自分のやりたいことを追い求めることができます。夢と大学卒業を同時に成し遂げたいと思っている人はぜひこの大学に挑戦してほしいです!