教えて!managara Days
大江 真奈美さん
新潟県出身。会社員。39歳(2023年5月現在)。
高校卒業後、一般企業に就職し、2022年にネットの大学 managaraのベーシックコースに入学。
キャリアアップを意識し始め、学び直しを決意した大江さん。ネットの大学 managaraに入学した決意の裏側と、仕事との両立について語ってくれました
managaraに入学したきっかけを教えてください
高校卒業後に就職した会社で20年ほど勤めていますが、リーマンショックを経験してから、今後に対する漠然とした不安を抱えていました。この先、世の中が変化しても通用するスキルを身につけたいとキャリアアップを意識するようになり、入社以来長く続けていた製造系の職種から社内公募制度を利用して、技術職へ異動したのが3年ほど前のことです。
自己研鑽を続けるうちに、大卒の資格取得にも関心が湧きましたが、きっかけはなかなかつかめずにいました。フルタイムで働いている限りは通学するのはかなり難しそうだし、何かいい方法はないだろうかと考えていたときに、インターネットでmanagaraの存在を知りました。
学費も手頃だし、ホームページも見やすくて良い雰囲気を感じました。4月の入学まで時間の猶予は少なかったのですが、「受かる、受からないは置いといてとりあえず応募してみよう」と決意。提出する課題が作文のみだったのも挑戦しやすく、決め手の一つになりました。
フルタイム働きながら、どのように授業を受けていますか?
1週間単位でざっくりと進める講義の量を設定して、土日で振り返りながら、翌週の予定を概算で立てています。平日は終業後にジムでのトレーニングがルーティーンになっているので、ウォーキングマシーンの最中に受講することが多いです。残業が続く時期はハードですが、コツコツと積み重ねる必要があるので、集中できるジムは最適な環境かもしれません。
講義は大体8コマか15コマで構成されているので、全教科を紙に書き出してマトリックスを作成し、完了したものから消すという進捗の「見える化」をしました。中には、家でノートを取りながらでないと受けられない内容もあるのですが、どうしても時間に追われてしまうので、仕事の休憩時間や待ち時間などスキマ時間で視聴できるものから手をつけて、どんどん量をこなしていくことを心掛けています。スタンプラリーのように達成度が把握できることがモチベーションの維持にも繋がるので、自分にはこの形式が合っていますね。
また、趣味でサックスを演奏しているのですが、日曜日の練習に参加しようと思うと、それまでに1週間分の授業を終わらせる必要があるので、学び以外での目標も重要だと感じます。
仕事に活かせる授業はありましたか?
印象深かったのは日本語の授業です。「日本語Ⅰ」では文章の組み立て方やライティング、「日本語Ⅱ」では発表の仕方、スライドの作り方などを学ぶのですが、実務で触れていることも改めて座学として向き合うと様々な発見があります。報告書を書く際に役立つ表現も身につきましたし、スピーチを動画で撮影して提出する課題は、時間もかかった分、自分の話し方のクセも分かるなど、仕事に直結する学びが多く得られました。今後はAIやデータサイエンスにも興味があります!
春学期は授業の難易度も高くなく、比較的順調でした。秋学期もこのペースでいけるだろうと、オプション講座を追加したところ、かなりスケジュール調整に苦心することに…。とても大変でしたが、次年度はこの点を踏まえて計画しようという教訓にもなりました。managaraでの学びを活かして、業務の効率化や無駄をなくす取り組みを目指していければと思います。
managara入学を検討している人へメッセージをお願いします
大学の勉強をするってすごくハードルが高いことのように見えますが、managaraはあまり肩ひじを張ることなく始められる環境だと思います。私自身、これまでに資格の勉強しようと思っていたのに挫折してしまった経験もありますし、managaraの入学を決めたときは続けられる確信もありませんでした。だけど、いざ始めてみるとどんどん時間が経過して、もう1年終わったのかという感慨もあります。
友人に「実は今、女子大生やっているんだよ」と打ち明けると、「私も何か勉強したい」と言ってもらえたことは励みになりました。私は学びでも趣味でも思いついたときに始めたい性分なので、「まずはやってみて、厳しそうであればその時にまたやり方を考えよう」と気楽に構えているところもあったように思います。過度に思いつめることなく、敷居を身近なところに設定して「興味があるからやってみる」感覚で学ぶのもよいと思いますよ!