教えて!managara Days
井上 沙織さん
新潟県在住。47歳(2025年2月取材当時)ベーシックコース3年生。歯科技工士として勤務をしながら、managaraで学びを深めている。大学卒業を目指しながら今村ゼミの3年ゼミ長に就き、ほかのゼミ長、ゼミ生と交流を深め、多角的視点を養っている。
歯科技工士として勤務する井上さんは、現在ベーシックコース3年生。仕事とmanagaraを両立しながら大学生活を満喫している井上さんの入学時から今までの学修の進め方、大学での交流や活動の様子を語ってくれました。
managaraに入学しようと思ったきっかけを教えてください。
現在、歯科技工士として勤務しています。仕事を通して「歯科技工士養成所の先生になりたい」と思いはじめ、そのための情報を調べました。私は専門学校を卒業していますが、先生になるには大卒資格が必要とわかり、上司に相談しました。仕事をしているので、通学型の大学に通うわけにはいかず、悩んでいたら「通信制大学はどうだろう」とアドバイスしてくれました。そこからスクーリングのない通信制大学を検索していたところ「ネットの大学 managara」を見つけました。「完全オンライン」、しかも「いつでも、どこでも学べる」というコピー。仕事や家庭と両立して大学卒業を目指したい私に、managaraを選ぶことに迷いはなかったですね。そのコピーとmanagaraの学修スタイルに惹かれ、入学を決めました。
実際にmanagaraの、授業時間や学修内容はいかがですか?
実際入学してからハッとしたんですが、入学前に授業時間のことをまったく考えていなくて(笑)。なので入学後、授業時間をどう取ろうかと一番に考えました。1年間の授業を計算して平均時間を出して、平日は寝る前の1時間を学修時間に充てました。土日は平日できなかった時間分を集中して取ることで、無理がないタイムスケジュールで、タスクをため込まないように心がけました。最初はこれでうまく進むのか心配でしたが、1年生の春学期が終わるころにはスケジュール管理もうまくなり、秋学期からは余裕も出ましたね。平日のちょっとしたスキマ時間を利用して1時間、忙しくてできなかった分を土日の空いた時間にスライドさせて授業を進めていけるので、無理なく学びを深めていけます。経済学・経営学と聞くと「難しい」とか「堅い」というイメージがありますが、社会人なので、ニュースや日々の生活を通して、少なからずとも経済のことに触れている部分があります。なので、今まで「株価」、「証券所」など、漠然と知っていたワードが、学修を通して仕組みがわかって視野が広がるというか。映像授業の中で、先生が日本企業を例にして解説してくれたりするので、難しく感じないですね。むしろ覚えていくのが楽しくてしょうがないです。
それに授業でどうしてもわからない点があったら、共通のコミュニケーションツール「Slack」で仲間に気軽に相談したりできるのもすごく助かっています。一番上の息子が大学生で、数学の問題がわからなくて聞いたこともありました。夜中に二人で問題を見て、息子がスケッチブックを広げて図解してくれたり。学修もそうですが、なんか「思った以上に大学生してるな私!」って感じましたね(笑)。
在籍しているゼミについて教えてください。
現在、今村英明先生のゼミに所属しています。3年生のゼミ長もやっていますが、ゼミには、20代の大学生年代だけでなく、社会人学生もおり、いろいろな業種、年齢の方々が在籍しています。歯科技工士業界しか知らない私にとって、いろんな業種、職種に就いている方とコミュニケーションを取ることで、自分の視野が確実に広がっているのを感じていますね。先日、自分の好きなテーマでマーケティングをするという研究があって、私は「母校の入学者数を増やすためには?」をテーマにしました。研究といっても、最初から最後まで自分だけの力で進めるのではなく、今村先生が進め方のステップを用意してくださり、それに沿って研究を進めていくイメージですね。この研究は、半年ぐらいかかりました。昨年の夏に口頭インタビューアンケートを始め、その結果をレポートにまとめてそれを元に、外部のアンケートツールを使ってアンケートをしました。このテーマを調べていくうちに、「入学者数を増やす」以前に「入学希望の学生の思っていること」と「世間の実情」に齟齬がある現実を知り、入学者を増やすという課題に対してどのあたりからアプローチすればいいかの可視化につながりました。同時にこの研究を経て、「どうにかなるだろう」と思っていたことがどうにかならない場合、その問題点に対してどう考えるべきかを学びましたね。
ゼミ生やほかの学生とはどのように交流していますか?
managaraでは、オンライン以外でも、オフライン交流会(オフ会)が行われていて、実際に学生や教員とコミュニケーションを取ることができます。BASE池袋のオフ会に参加した時に、画面の向こうの人たちが実際目の前にいて「リアルで会えるってこういうことなんだ」って感動してしまって、ただただ嬉しかったです。新潟のオフ会は都合がつかず、参加ができなかったのですが、またオフ会が開催されるときにまた皆さんや先生方とお会いして、いろいろとお話を聞いてみたいと思います。最初は「スクーリングがないから」という理由でmanagaraに決めましたが、オフ会など学生や先生と交流ができる場があって学び以外でも得られるものがあり、大学生活が充実しています。専門学校を卒業して就職したのですが、大学生活がこんなに楽しいと思っていなかったので、知らない世界を知ることは大切だなと思いました。「オンライン」というとパソコンとにらめっこするのでは、と思っていましたが、全然そんなことはありません。共通コミュニケーションツール「Slack」での交流、オフ会での交流を通して仲間と繋がったりもできます。個人的に連絡を取り合う友だちもでき、ここまで「大学生」を満喫できるとは思ってもいなかったですね。
managaraへの入学を検討している方へメッセージをお願いします。
高校生だけでなく、仕事をしながらでも、子どもがいても、一日数時間のスキマ時間さえあれば大学卒業を目指せるのがmanagaraならではです。政治や経済、社会生活を通して様々な知識を得た大人になってから学ぶことを経験していますが、その楽しさは言葉にできません。今ある人生が、もっと豊かになるのを実感できるので、自分の新しい可能性を見つけに一歩踏み出してみてください。今見えていない、自分の新しい可能性を発見できるはずです。