教えて!managara Days
シャリポフ・ミルファイズさん
ウズベキスタン出身。20歳(2024年11月取材当時)。ベーシックコース2年生。
ウズベキスタン政府認定の民間大学「JDU(Japan Digital University)」に在籍しながら、将来、ウズベキスタンの代表として日本で大使になることを実現するために経済学・経営学を学び学士取得を目指している。
ウズベキスタン政府認定である民間大学「JDU(Japan Digital University)」に在籍しながら、managaraで経済学・経営学を学ぶシャリポフ・ミルファイズさん。将来、ウズベキスタンの代表として日本で大使になることが夢のミルファイズさんが、普段の学修方法や今夏に行われた国際交流イベントで感じたこと、managara の学びを活かした将来への展望を語ってくれました。
managara に入学したきっかけを教えてください。
私が「ネットの大学 managara」を知ったのは、在籍しているJDUの先生からの紹介でした。「日本でウズベキスタンの大使として働きたい」、「ビジネスもやってみたい」という気持ちがあり、ビジネスや外交活動に必要な経営マネジメントを学びたかったんです。実はほかの日本の大学への進学も考えていて、いくつか候補がありました。しかし通学型や、スクーリングが必要な大学が多く、将来の目標に向けて勉強時間も確保したいと思っていた私にとっては、完全にオンラインで学べるネットの大学 managaraを先生に紹介されたとき、これだ!と思いました。
managaraに入学したいことは家族にも相談しました。日本の大学は信頼できること、そしてmanagaraの良さもわかってくれ、私の気持ちを応援してくれました。ウズベキスタンの私の友だちがmanagaraの現役学生だったので、それも後押ししてくれたのかもしれません。私にとって、完全オンラインで、時間を自由にカスタマイズして経営スキルを身につけることができるmanagaraと出逢えたのは奇跡ですし、何より家族が温かく応援してくれる環境が今あることに感謝しています。
managaraの学びは、どのように進めていますか?
しっかり時間をかけて身につけたく、1科目ずつ学修を進めています。1科目が終わってから次の科目に取りかかる感じです。自分でタイムスケジュールを作って、それに沿って進めています。たとえば朝からはJDUに通学します。そのあと昼間に少しでも時間が空けば、講義を見る時間を作る、という風にスキマ時間を活用しています。あとは料理をすることが好きなので、家で料理をしながら講義を見ることもありますね。映像授業なので、わからない点や理解できなかった部分を繰り返し確認できるので、しっかりとインプットしながら学修を進めていけるのが嬉しいです。
家でもスキマ時間を使ってカリキュラムを進めていますが、家でパソコンで学修する姿を見て、家族は映像授業と分からなかったようで「これは何?」「どうして映像を真剣に見ているの?」と不思議がられました。最初はmanagaraの授業を受けていると理解していなかったみたいです(笑)。managaraの授業がこんなにも気軽に受けられるなんて、思ってなかったのでしょうね。
今夏に、managara初の国際交流イベントが行われましたが、いかがでしたか?
オンラインでたくさんの学生が集まる中、自己紹介をする時間があって、その時は少し緊張しましたが、すぐに馴染みました。複数人で分かれてグループになりゲームをしたりして、普段とは違う雰囲気とにぎやかさでとても楽しかったです。参加者全員の回答を一致させるゲームをしましたが、なかなか揃わず、個性があふれていてとても面白かったです。
オンラインの大学なのに、国境を越えてコミュニケーションが取れる場としてイベントがたくさん開催されるのはmanagaraならではだと思います。
少しずつみんな打ち解けていき、笑顔も増え、お互いに質問したりしていくうちに、大学の学士取得を目指す仲間として目標は同じということ、国は違いますが、触れ合うことでわかることがたくさんあると知り、一体感を感じました。
講義だけではなく、こういったイベントでも気づきや学びを得られるのがmanagaraの魅力だと思っています。
専門教育科目の「経済学概論」と「経営学概論」で将来に活かせる知識の基礎を得られたと感じています。日本文化に興味を持っていても、実際は「日本という国の経済状態」については何も知りませんでした。「経営学概論」で日本の会社形態や資本について学びました。そして雇用や所得面などで日本特有の仕組みが存在し、日本でビジネスを展開する場合、さまざまな事例や方法があるということを学ぶことができたんです。
経済学や経営学の基礎的な部分やコアとなる知識をしっかり学ぶことができます。これは私が考えるビジネスモデルに必要なスキルでもあり、自国を代表する大使になるための知識として大いに役に立つと感じています。
大使は、自国の代表として、文化や政治的利益をアピールし、国際関係に影響を与えるキーマンです。そのため、経済を主体的に見るスキルが必要となります。managaraで日本経済、日本経済と世界経済の結びつきなどを学ぶにつれ、将来の夢に対するビジョンが大きく広がり、日本に住んで日本で雇用されるのではなく、「日本とウズベキスタンの関係性をより良くする架け橋」として大使になれたら、と強く思うようになりました。
入学前は日本語のスキルについて不安がありましたが、入学後、managaraの授業をしっかりと理解したくて、日本語の勉強も同時に努力しました。外国籍の学生が授業を受けても理解しやすいようにかみ砕いて分かりやすく先生方は解説してくれています。そういったシステムや環境のお陰で、安心して学修を進めることができています。
managaraへの入学を検討している海外の方へのメッセージをお願いします。
ウズベキスタンは今、国際化が進み、キャリア志向が増えてきて、高校卒業後の約90%が大学入試へ挑むようになりました。managaraへ進学したことは、私の将来への自信につながると同時に、ウズベキスタンの国際化の流れにしっかりと沿えていると感じています。日本語がわかる方はもちろん、会話の内容が理解できるのであれば、先生方が丁寧な日本語で教えてくれるので困ることはありません。なにより大切なのは、日本の文化や経済に興味を持つことです。
興味を持つことで、なぜ経済学を学びたいのか、経営について知りたいのか見えるようになり、理解できる部分が出てきます。勇気を出して1歩進んでみてください。自分の可能性を広げてくれるのがmanagaraだと思っています。