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managara Days

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それぞれの
「managara Days」

教えて!managara Days

武藤 有紀さん

愛知県出身。51歳(2024年10月取材当時)ベーシックコース4年生。
そろばん教室を経営しながらmanagaraで学びを深め、得た知識を経営スキルとして活かしている。また昨年度はmanagara学生チーム*に所属し、企画担当として学内行事など、意欲的に取り組んでいる。
※学生チーム:学生有志で大学を盛り上げてくれている団体。

managaraで経営学を学び、経営者としての多角的視点を身につけることができました。仕事の合間に勉強することで無理なく続けられています。

そろばん指導者としてそろばん教室を経営しながら大学生活を送るmanagara第1期生の武藤さん。学生チームやオフライン交流会に積極的に参加し、学生同士・教員との交流を深めています。武藤さんのモチベーションを保つコツや、経営者視点での気づき、学生チームでの体験などを語ってくれました。

子どもが楽しそうに学んでいる通信制高校の授業動画を見て、すべてネット上で完結できるmanagaraなら仕事をしながらでも両立できると思い、入学を決めました。

managaraに入学しようと思ったきっかけを教えてください。

私の子どもが通信制高校に通っているのですが、高校進学の際、その高校の資料請求をしたら「ネットの大学managara」のお知らせも一緒に家に届き、その時にmanagaraを知りました。子どもが家で勉強している様子を見ていると、毎日の勉強はもちろん、テストなどすべてネット上で完結できるので、「すごい時代だな」と感じました。

そして楽しそうに学んでいる姿を見て、「子どもの通信制高校と同じような授業形態のmanagaraであれば、仕事をしている私でも両立できるのではないか」とmanagaraで学ぶイメージが湧き、興味を持ちました。その頃ちょうどコロナ禍で、自宅で過ごす時間が増えたこともあって、managaraへの入学を検討しました。また、経営しているそろばん教室の生徒が大学進学を考える年齢になり、「教えている自分が高卒で良いのか?」と頭によぎったのも、managaraに入学したきっかけのひとつです。

動画で授業が受けられるメリットは理解できるまで何度でも繰り返し見られること。managaraの先生方と接していくなかで褒めることの大切さを学びました。

動画での授業はいかがですか?

動画内では先生の解説に加え、テキストや図解、図表が展開されているのでとても学びやすいです。わからないところは理解できるまで何度でも繰り返し再生できるので、そこが映像授業の良いところだと思います。
また、そろばん教室で「教える立場」からmanagaraに入学して「教わる立場」にもなって感じたことですが、managaraの先生方は、授業の動画内やメールのやり取りから丁寧な対応を感じ、先生方の素敵な人柄が伝わってきます。教わる立場になり、先生に褒められるということがとても嬉しく、そろばん教室で生徒が頑張れたら褒めようと改めて思いました。

何度かオフ会に参加し、先生方と直接お会いしたことがありますが、オンラインでもオフラインでも印象は変わらず、初めて会った気がしませんでした。画面で見ていた方々と直接会って話ができることにとても感動しました。

「そろばん教室の先生」という視点だけではなく、managaraの学びで経営者としての知識を得て、スキルを身につけられました。

おすすめの授業を教えてください。

役立ったのは「チームワークとリーダーシップ」です。どのようなリーダーが良いのかというリーダーシップ像を学んだ中で、自分もこんなリーダーを目指して仕事に活かしてみようと思えました。
また、ゲーム理論の授業で「囚人のジレンマ」について学びましたが、お互い損をする選択を必然的にしてしまう考え方が面白かったです。様々なゲームで、他者の選択や行動を予測して戦略的な意思決定をするゲーム性がパズルのようで特に興味深かったです。managaraで学んだことが身になっている感覚は常に感じています。

managaraに入学して良い方向に変わったことはありますか?

そろばん教室の採点作業が今までは大変でしたが、managaraの映像授業を見ながら採点するとスムーズに進められることがわかりました。仕事もはかどりますし、managaraの勉強も進んで一石二鳥です。映像授業は何度でも見直せるので、仕事と並行して勉強が進めやすいですね。

現在そろばん教室の経営をしていますが、今までは経営者というよりは「生徒に一生懸命教える先生」であることに注力していました。しかし、managaraに入学して経営学を学ぶことで、「教えること」と「経営すること」のバランスを見直すきっかけになりました。経営視点からアップセルやクロスセルなどのアプローチを取り入れ、集客方法を見直すなど、今までとは違う視点を持つことができました。

仕事の合間に受講するなど、勉強を無理なく日常生活にうまく取り込めています。「まずはパソコンを開く」を習慣化して勉強のモチベーションを保っています。

1日のスケジュールを教えてください。

夜中まで勉強していることが多いので、朝は9時くらいに起床します。午前中は家事などをこなして、昼食を食べながらmanagaraの映像授業を視聴しています。時間のかかりそうなレポートは後回しにして簡単にできるものからサクサク見ていきます。午後は共通コミュニケーションツールのSlack内で学生とやり取りをしながら家事を行います。15時から21時までそろばん教室で指導して、その後は仕事をしながら再度managaraの学修を進め、眠くなってきたら就寝、というように自然体で過ごしていますね。

モチベーションを保つコツを教えてください。

私の場合、まずは仕事が終わったら必ずパソコンを開くようにしています。いつでも確認や学修ができるようにしていて、生活の中にmanagaraの学修をうまく取り込むようにしています。学修が進まないときや、眠くて途中で寝てしまうこともありますが、「とりあえず一度パソコンを開く」ことが習慣になっているので、自然と勉強を続けることができます。この小さな習慣が、モチベーションを保つためのコツになっています。

自分の子どもと同じくらいの年齢の子と仲良くなるなど、学生チームのさまざまな活動を通して、学びや達成感をたくさん得ることができました。

ゼミではどのような研究をしていますか?

今村先生のゼミに参加していますが、一年目には既存商品・サービスの改善提案、二年目には新しい商品・サービス企画提案をテーマに研究しました。月2回のZoomでの発表で他の学生の研究も知ることができ、同じゼミの仲間との交流も行えました。
30人ほどの人数なので互いにコミュニケーションが取りやすく、今村先生もすごく優しくてあたたかい人柄なので、とても学びやすい環境です。

所属していた学生チームについてお話を聞かせてください。

学生チームは、学生が有志で集まって大学を盛り上げる活動をする団体です。メンバーのほとんどは私の子どもと同じくらいの年齢です。Zoomで話す会を開催したり、managara祭(managaraの学園祭)の企画運営をするなど、さまざまな活動をしています。

初めての「大学生」なので、せっかくなら大学生っぽいことをやろうと思い、学生チームに入りました。最初はどうコミュニケーションを取ればいいのかわからず、なかなかうまく話ができない時もありましたが、managara祭の準備をしていく過程でミーティングが密になり、そこで少しずつ打ち解けて仲良くなることができました。最初は遠慮がちだったメンバーとも笑顔で会話ができるようになり「年齢なんて関係ない」と思えた瞬間でもあります。

また、Slack内にあるチャンネルで、学生同士が助け合うことができる「助け合いチャンネル」があるのですが、わからないことを質問した生徒に対して学生チームが答える活動もしています。自分が困った時にも質問できますし、困っている人がいたらみんなで助け合えればいいなと思っています。質問に答える中で別の意見をもらえることもあり、新しい気づきを得ることもあって、質問に答えること自体が学びにもなっています。
学生チームで活動していたおかげで、オフ会では話したことがない人からも声をかけてもらえ、私のことを知ってくれている人がたくさんいてとても嬉しかったです。

managaraへの入学を検討している方へメッセージをお願いします。

managaraは通信制大学なので、自分のペースで学べる自由度があります。忙しいときは仕事を優先することもできますし、学修のコツを掴めば仕事とのバランスも取りやすくなります。
managaraには同じように働きながら学ぶ仲間がたくさんいて、授業だけでなく、オンラインでの交流やサポート体制が充実しているので、一人で悩むことはありません。私も最初は不安でしたが、今では新しい知識と仲間に出会えたことで、managaraで学ぶ楽しさを実感しています。まずは一歩踏み出してみてください。きっと新しい可能性が広がると思います。

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